カシオの歴史
カシオ計算機は腕時計だけでなく、電卓や電子楽器、デジタルカメラなど複合的に扱う日本を代表する電機メーカーです。
カシオの歴史や流れとしては、1946年(昭和21年)に創業者である樫尾忠雄氏が東京三鷹市に樫尾製作所を設立。
1957年、民間輸送機(商用機)「14-A」を世界で初めて開発し、同年「カシオ計算機株式会社」を設立します。
1965年、メモリー付き電子式卓上計算機「カシオ001」を発売。
その後は腕時計メーカーとしても急成長し、1974年に電子腕時計「カシオトロン」を発売。1983年4月、遂に普及の名作とされる定番腕時計「Gショック1号機」を発売。
現在に至ります。
これらの合間には、ゲーム機や小型液晶テレビ、携帯電話の開発や発売と様々な商品も手掛けて、カシオの礎を築く事に成功しました。
他のブランドにないカシオの魅力
老若男女に愛される魅力的な商品と根底にある耐久性
高級腕時計の各ブランドはその価格に見合った性能や見栄えがあります。
しかし、耐久性や電池寿命となると、いくつもの高級腕時計のブランドよりも、カシオが何倍も優れているのではないでしょうか?
さらに、様々な年代や性別を越えて愛される商品を手掛けているのは、カシオならではの醍醐味です。
数年間放って置いた腕時計を見つけて、腕にはめても電池切れせずに動いているのは、カシオの技術力がなす業です。
低価格商品でも一切の妥協無し
カシオの素晴らしいところは、「カシオスピリット」がどんなに低価格の製品にも行き届いている点です。
これは、真似をしようとしても、他の腕時計ブランドでは絶対に不可能です。
”チープカシオ”という言葉をご存知ですか?
これはチープが「安い」という意味なので、当然カシオ側が付けたサブブランドではなく、自然発生したカシオを愛するファンや購入者が名付けたニックネームです。
当然そこには、皮肉る意味は微塵もなく、それどころか低価格の腕時計でも圧倒的な高品質を誇る事を称える、最高級の賛辞なのです。こんな事が他のブランドでは、かつて一度もなかったと記憶しています。
日本の電機メーカーに珍しい攻めのビジネス展開
カシオは電卓で世界に名を轟かせるメーカーになりました。
普通なら、そこで満足して似たような商品を開発する事に専念するのですが、その後は腕時計はもちろんゲーム機や携帯など、幅広い分野に挑戦をします。
そこではビジネスとして、明らかな失敗もありますが、その果敢なチャレンジ精神が現在のカシオの豊富な腕時計ラインナップに繋がっています。
カシオの腕時計はこんな方におすすめ
「チープカシオ」などの低価格商品は高校生や大学生など活動的に過ごす若者におすすめです。
お年玉や小遣いを貯めて買える範囲で豊富に選べます。
サラリーマンやビジネスマンは、チタン製の電波腕時計を付ける事で出来る男女に変身できます。
いつでも正確な時間を確認でき、仕事に的確ながらセンス良さも演出可能です。
週末などアクティブに山登りやサーフィンなどをする方には「Gショック」シリーズがおすすめです。
カシオの防水性や耐久性、さらに方位機能など便利機能が役立ちます。
カシオの人気おすすめモデル5選
G-SHOCK (ジーショック)
「G-SHOCK (ジーショック)」は、日本だけでなく世界中で愛される絶対的な腕時計なので、説明不要でしょう。
圧倒的な耐久性を誇り、メーカー推奨では水深200mまででしたが、あるテレビ番組の実験では水深1000mでも故障せず、まったく問題がありませんでした。
ここまで、耐久性があり壊れない時計は世界中を探してもGショックだけと断言できます。
また見逃せないのは、デジタル時計ながら定番スタイルと定着しているので、何十年も使い続けられる事です。
ビジネスシーンでもスーツにGショックで、まったくおかしくなく洗練されて見えるほどです。
PROTREK (プロトレック)
「PROTREK (プロトレック)」は、Gショック以上に豊富な機能を備えた万能型のアウトドア腕時計です。
山登りをする際に必須情報である、方位・気圧・温度などの情報を得られるだけでなく、最近のプロトレックには電波時計が標準となり、世界中の都市の時刻を表示させる「ワールドタイム」、登山データ記録など様々な機能も完備されています。
山登りの必須アイテムであるプロトレックですが、日常生活でも重宝する事間違いなしの名作です。
OCEANUS(オシアナス)
「OCEANUS(オシアナス)」は、カシオの腕時計の中でも、最もフォーマルで大人の男性にピッタリです。ビジネスから冠婚葬祭とどんなシーンでも無難に対応でき、Gショック等とは違って皮バンドモデルが用意されているのも特徴です。
しかし、カシオの最新技術はもちろん導入されているので、BluetoothやGPS電波ソーラーなど、他の腕時計には珍しい画期的な一本に仕上がっている点も見逃せません。
一見すると、普通のアナログ表示に見えて、その中身は最新機能がこれでもかと備わっています。その優越感も堪らない腕時計マニア泣かせの一本です。
SHEEN(シーン)
カシオは男性向けの印象もありますが、「SHEEN(シーン)」がきっとそんな印象を拭い去ってくれるでしょう。
印象としては、アナログ表示で時刻が見易い数万円台の腕時計ですが、そこにはカシオらしいセンスの良さがいくつも垣間見れます。
例えば、スワロフスキー・クリスタルインデックスというモデルは、バンドや文字盤など細部にピンク色を取り入れる事で、女性の華やかさを鮮やかに演出しています。
そして、電波時計など男性腕時計顔負けの技術も導入し、当然ながら頑丈で壊れないなカシオらしさも健在です。
「スタンダード」シリーズ
最後はカシオの真骨頂でもある究極の腕時計である「スタンダード」シリーズをご紹介します。
これが噂のチープカシオで、ホームセンターやアマゾンなどのネット、もちろん街中の腕時計店とどこでも購入でき、価格も驚きの数千円で種類が豊富に揃っています。
特筆すべきは、低価格ながらGショック顔負けの丈夫さと軽さで、最軽量モデルになると20グラム程度になります。これは一般的な腕時計が80グラム前後となるので、驚異の1/4の重さしかありません。これだけ軽いと、身に付けている事を忘れるほどですが、それこそチープカシオの真骨頂なのです。
カシオは素晴らしい最新技術を導入しつつ、反対に低価格商品では圧倒的にシンプルさに拘り、その両方で成功する稀なメーカーです。それを証明し続ける「スタンダード」シリーズも、カシオを語る上で欠かせられません。
高額な腕時計を購入する際利用すると便利なのがショッピングローン。
店側が金利手数料を負担してくれルため実質無金利で購入できる場合もあります。
分割で購入するなら、クレジットカードの分割やリボ払いよりお得にショッピングローンの方がお得に購入できます。